さまざまな副作用があらわれます

ホルモン剤を投与すると、ホットフラッシュや子宮がんなど、さまざまな危険な副作用があらわれるリスクがあります。
あらかじめ副作用のリスクを理解し、なるべく詳しく、自分の体質や体調について専門医に相談した上で、安全に投与することをおすすめします。

全身の体温調整機能がうまくはたらかなくなってホットフラッシュが発症します。

ホットフラッシュとは、ほてりやのぼせなどの症状を総称した病気です。
血液中の女性ホルモン、エストロゲンが減少することで、全身の体温調整機能が正常にはたらかなくなるために起こる病気だと考えられています。
ホルモン剤を投与すると、一時的にエストロゲンの正常な分泌が抑えられてしまうので、注意しましょう。

3か月以上のエストロゲンの投与によって子宮がんのリスクが高まります。

エストロゲンを長期間投与しつづけた場合、子宮内膜が増殖してしまうことで、子宮体がんのリスクが高まります。
ただし、あくまでも長期間投与した場合であって、3か月以内の連続投与ならば、子宮への悪影響はごくわずかなので安心です。
また、黄体ホルモン、プロゲステロンを同時に投与することで、子宮がんが発生するリスクがとても低くなります。

ホルモン剤を投与した当初はさまざまな不快な症状があらわれます。

乳房のハリや下腹部の痛みなど、さまざまな不快症状があらわれます。
しかし、これらはホルモン剤を投与した当初に発症するものであり、身体が慣れれば自然におさまっていきます。

ホルモン剤に限らず、どのような薬物にも多少は副作用が発生するものなので、自分がホルモン剤に求める効果と、発生し得る副作用のリスクをしっかりと理解した上で投与を検討しましょう。